the life

田舎で共働き夫婦が性能・意匠にこだわった健康的なおうちを建てる

我が家の冷暖房設備はエアコンのみ

どうも、shimbaです。

 

令和になりGW真っ只中ですが、この期間は毎日更新を目指します!

 

決まった事シリーズで投稿しわすれていたので今更投稿します笑

 

内容は我が家の冷暖房設備についてです。

 

 

我が家はエアコン2台のみ

断熱気密性を高くし、漆喰の壁、無垢の床材を使う事で、エアコンのみの空調で快適に過ごせるはずだと思っています。リビングエアコンと小屋裏エアコンの2台だけで暖房冷房を考えています。ともにサイズは10畳用です。(建物の延床は44坪程度)

夏は小屋裏エアコンを主とし連続運転(つけっぱなし)をします。リビングエアコンは補助的に使います。冬は逆でリビングエアコンを主として補助で小屋裏エアコンを使い全館暖房を行おうと考えています。床暖房はデメリットが多いと感じたのでいれませんでした。

 

そのメリットは?

床暖房と比べてのメリットになります。

 

  • 設備費用が安い → エアコンの価格は20万程度でしょうか。2台つけても50万は行きません。床暖房は50〜100万くらいかかりませんか?
  • エネルギー効率が高い → ヒートポンプを利用しているためエネルギー効率がダントツで良い。省エネ。

    ヒートポンプのお話 - the life

  • 1つの機器で冷房暖房両方に対応 → 床暖房は暖める事しかできない。冷やすにはどちらにしてもエアコンが必要
  • メンテや修理のコストが少ない → 床暖房は床を剥がさないと修理できないので手間費用が大きい。エアコンは本体を買い換えるだけ。 
  • 温度調節がしやすい → 床暖房は温度設定を変えてから室温が変わるまで時間がかかる

 メリットではないが

  • 乾燥のしやすさは床暖房も同じ→空気が温まって飽和水蒸気量が上昇、相対的に湿度が下がるだけ。暖房の仕組み的にどちらも相対的には乾燥はする。

 

デメリット

  • 高気密高断熱が必須 → 断熱性で熱の移動を抑え、気密性で外気の流入を防ぐ事が必要。建物の性能強化コストがかかる。
  • 空気の流れをデザインしないといけない → エアコンで空調した空気が室内全体へまんべんなく流れるように換気を設計する
  • 風が発生する吹き出し口から風が出るため直接当たると暑かったり寒かったりする
  • 空気汚染のリスク→掃除を怠ると、エアコン内部にホコリが溜まりカビが発生し、空気が汚染される。その状態が続くとアレルギーなど健康に被害が出る

 

このようなメリットデメリットを踏まえたうえで、私はエアコンのみを選択しました。デメリットについては、ある程度解決できるつもりでいました。建物の性能や換気システムはもともとこだわるつもりだったので、あとはお掃除ロボット機能がついていないエアコンを選択し、業者にクリーニングをして貰えば健康面でも問題ないと考えました。そうする事でメリットの恩恵が大きくなります!

床暖房をディスったままでは良くないので、フォローをしておきます。モデルハウスで体験したこともありますので、あのじわじわ部屋全体が暖かい良さはわかります(一条工務店なんかは全館床暖房ですよね)。冬場に身体が冷え切って帰ってきた時に、足元から暖かいのはたまりません。私も最初は床暖房を入れたいと考えていましたし。

ですがメリット・デメリットを踏まえたうえで判断はしていただきたいと思います。そのうえで床暖房にしたい!という方は是非選択すべきであると思います。それが夫婦の考えをすり合わせたうえでなら尚更。ただ、知らずに選択して後悔はしてほしくないのです。

 

エアコンは何をいれるの?

1Fリビングエアコンは、三菱の霧ヶ峰FLシリーズ10畳です。

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FLシリーズ | 三菱ルームエアコン 霧ヶ峰 | 三菱電機

1番小さいのが10畳サイズでした。

決めては

霧ヶ峰の分解掃除のしやすさ

・見た目

・お掃除ロボットが無い事←大事

・APF 6.9

です。

 

見た目が8割くらいですね笑

掃除ロボット機能がないのは、かなり重要です。

 

小屋裏エアコンは、日立の白くまくん Wシリーズ 10畳

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ルームエアコン W・WLシリーズ : 日立の家電品

決めたポイントは

・再熱除湿

・凍結洗浄←実際どうなんだろ

 

工務店からの提案がしろくまくんでした。これまでの施主さん宅で夏場に湿気がものすごくて相談がたくさんあったそうです。小屋裏でエアコンの除湿機能や除湿機を使う事を勧められたようです。

私の場合は過去に除湿機がカビ臭くなってしまいまして、分解掃除もできなかった経験があるので、除湿機はなるべく使いたくありません。アレルゲンを撒き散らす装置に早変わりですから。エアコンなら業者クリーニングで解決できるはずです。過去にもクリーニングをして頂いたことがあるので、エアコンでの除湿を利用する方が良いでしょう。

www.noppenhargen.com

お掃除ユニットは必要無かったのですが、湿気のある時期に除湿機能が必須になるので、再熱除湿有りの1番低いグレードで仕方なく妥協。フィルタの掃除は結局自分でやらないと綺麗にならないし、業者にクリーニングしてもらうにも金額が高くなるので、お掃除ユニットは無くしてもらいたい。これについては本当にデメリットしか出てこないです。メーカーさん、是非お掃除ユニット無し/再熱除湿のモデルを出してください。世の中のこの需要は高いと思いますよ。

 

 

10畳用サイズで良いのか?

という疑問を抱くと思いますが、問題ありません。この◯畳用の表記は無断熱状態の家を、想定した数値なのです(制度が時代に追いついていないですね)。我が家では断熱気密を高めているのでこのサイズで問題ありません。実際に使ってみてパワーが足りない感じは全くありません。むしろ運転停止をしている時間の方が長いのではと感じるくらい。

 

(ちなみに、各部屋に1台エアコンという考えはもう古いと思っています。昭和的な感覚ですね。もう平成が終わって令和ですよ。室外機がたくさん並べられた新しめのお宅を見かけますが、めちゃくちゃダサいと思っていましたし、もうそんな必要はありません。逆に言えば、各部屋に1台エアコンがないと成り立たないような家は断熱性能が低すぎますね。ある建築関係の方が言っていましたが、それは家ではなく小屋です。少し口が悪くなりましたが、私もそういったイデオロギーを持って生きています。)

 

3月下旬〜4月を乗り切ってみて

エアコン1台で問題なく過ごせました!

詳細はこちらに記載してありますのでご覧ください。

www.noppenhargen.com

快適に過ごせたのは良いことです。

ですが、どれだけエネルギーを使っていたのかが気になります。

実際にエアコンで消費した電気がどれだけなのかが大事ですね。HEMSの中にエアコンだけの電気代内訳データがあるはずなので、データを抜き出してみようと思っています。