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【これから家を建てる人へ】土地選びについて4

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これから家を建てる人へシリーズ4回目です。

 

前回は1.地盤についての話をしました。

今回は引き続き立地における安全性について、2.自然災害です。

 

 

想定する災害とは

まず、どんな災害があるのかを知っておきましょう。私が念頭に置いたのは次の災害です。

 

  • 水害 → 洪水等より建物が浸水する、交通不可になる
  • 土砂災害 → 大雨などにより土地の斜面が崩れる
  • 風害 → 台風などの強風で建物が損傷する
  • 地震災害 → 揺れによって建物が損傷する

 

これら4つを押さえておけば良いのではないかと考えています。(地震に関しては前回の地盤の話になるので省略します)

 

めぼしい土地が見つかったら、これらの災害について被害が想定されるか調べます。

方法は3つあります。

 

ハザードマップを見る

その土地の管轄である市町村役場で公開している防災情報で、ハザードマップというものがああります。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハザードマップ

これは、自然災害が想定されるエリアがわかるようになっているので必ず確認しましょう。

津波がきたらどこまで浸水するのか、斜面の角度によって土砂崩れしやすい所はどこなのか。水害や土砂災害はハザードマップで確認しやすいですね。ただ、ハザードマップはあくまでも予測になるので、その土地が何の被害の想定が無くても、絶対に安全とは言い切れない事も承知しておきましょう。

 

現地で確認する

地図だけを見ていてもわからない事も多いので、実際に土地へ足を運んで目で確認します。

周りに川や水田など水関係のものが無いか、あるとしたら洪水になった時にどうなるのか。土地の周りは斜面になっていないか、角度はどうか、崩れたらどうなるか。斜面が離れていても土砂崩れが届く可能性はあるか、などです。

周りに何があるのかも見ておくと良いでしょう。強風で何が飛んできそうなものはないか、丘の上の土地は風が吹き上げてくるので遮蔽物は何か無いのか、などを考えました。

 

専門家に見てもらう

1番おすすめする方法がこれです。我が家の場合は、地盤調査の会社(工務店がいつもお願いしている会社)の方と一緒に現地を見て、分譲地の造成資料を取り寄せて見ながら、地盤の強さを予測したり、土砂崩れや水害など自然災害の可能性を確認しました。資料が手に入れば良いですが、造成されていない土地などは詳しい情報が無い可能性があるので難しいところですね。

 

特に自然災害については防ぎようが無く、引越す事くらいしか対応が無い気がしています。そうならないためにも自然災害についてよく調べた上で判断しましょう。

 

次回は3.防犯についてです。