中間気密測定
先日はどきどきわくわくな気密測定がありました!
我が家は構造用合板のラインで気密を取っています。ボード気密と呼ばれる方法ですね。
監督さんや大工さんが気密処理をしてくれてあります。
合板の合わせ部分について、外側には気密テープを貼り付け、内側は吹付ウレタンでコーキングしてあります。浴室や玄関土間部分は気密パッキンを利用した上で、ウレタンを吹いてくれてあります。
こんな状態での測定です。ボード気密での測定なので、まだ充填断熱はされていません。この状態で測定をする事で隙間があれば埋められるからです。
工務店の標準は1度しかやらないみたいですが、施主の希望で中間時点の測定と竣工後にも測定を行うことになりました。
ちなみに通常は気密シートというか、充填断熱材アクリアの袋部分で気密を取るだけのようです。私の家は気密重視という事で、ボード気密を徹底してやって気密測定をしたうえで、気密シートラインでさらに気密をとるそうです。二重の気密ラインだそうです。
工務店の実績ではC値0.6とか0.7あたりが最高値だという事だったので、どこまで数値が出るのかは未知数です。
私が目標として工務店にお願いしたのは0.3です。上記の施工をしていただいてここまでやるのは初めての試みなので、良い機会だと他の現場監督さんも立ち会う事になりました。隙間を探して埋める作業もやってもらうそうです笑
私の家がある意味実験的なものとして利用され、それが今後の工務店の知識、あるいはこれから建てられる方に活用されるのであればどんどん活用して頂きたいとは思っております。
さて、当日の様子はこんな感じ。
大砲みたいな大型のファンを開口部にとりつけ、空気を排出します。これによりどれだけ空気が漏れているかを測定します。
流れとしては以下のとおり。
①仮測定をしてどれくらいか数値を出す
②負圧をかけている間に隙間をうめる
③再度測定し今回の結果とする
ではまず①の仮測定です。これの数値次第で私の気持ち(監督さんの気持ちも)が変わってきます笑
結果は…
0.20!
すごっ!!!予想を飛び越える数値!!
監督さんがとても安心した様子が伝わってきました笑
その後にもう一度測ると0.17!!まさかの0.1代を拝めるとは思いませんでした笑
で、ここから隙間を見つけうめる②作業です。みなさんに色々見てもらって、甘かったのは玄関土間の気密パッキンまわりと玄関ドア枠の角部分でした。玄関ドアの隙間に至っては外部の光が見えました笑
ウレタンでコーキングしてもらっていましたが、空気も漏れを感じるところがありましたのでしっかりと埋めていただきました。
最後に③測定です。いろいろ隙間を埋めてもらったのでより良い数値になっているはずです。
結果は…0.27あたり…あれ?測定の業者さんも首を傾げながら再測定してくれましたが、最初より悪くなってしまいました笑
ほんとうは0.1代をだしたかったですが、0.3は切っているので当初の目標は達成です!
アクリアを貼ったりして気密シートラインでさらに気密がよくなること期待して今回は終了となりました。
監督・大工さんそれに関わっていただいたスタッフの方々に感謝です!!大変な苦労だったと思いますが、素晴らしい数値が出ました。ありがとうございます。
(竣工時の測定も楽しみにしております笑)