the life

田舎で共働き夫婦が性能・意匠にこだわった健康的なおうちを建てる

家作りで大事な事「断熱」①

以前の記事でも書きましたが、「家の性能」は家づくりにおいて最優先すべき項目だと考えます。住み心地に直結するからです。

 

見た目を重視して、性能を蔑ろにしてしまうと見映えは良いが、住んでみるとすごく不快な家になってしまいます。

夏は暑く冬は寒い。結露によりダニカビが繁殖し、健康を害するそんな家を建てたいでしょうか。

一生の大きな買い物なのですから、失敗はしたくありません。

 

そもそもここでいう性能とは何なんだという話です。私の考える家の性能とは、断熱性能、気密性能、換気性能の3点です。(実際にはここに自然エネルギーの利用性も加味されますがそれはまた今度のお話)これらは生活する中で最も重要な、快適な家づくりにかかわってくる部分です。

 

今回は断熱。

 

断熱とはその名のとおり「熱を断つ」つまり熱が逃げていかないように、あるいは熱が入ってこないようにする事です。

 

古い家等では断熱性能が低いです。冬は石油ストーブを焚き続けていないと、とても寒く凍えてしまいます。夏はエアコンをつけていないと蒸し暑くて倒れてしまいます。

断熱性能が高い家だと、夏にエアコンで涼しくした部屋が、外からの熱で温まりにくくなります。冬だったら、暖房で温かくした部屋が、外の冷気で冷やされにくくなります。快適な温度が保たれます。

 

つまり、断熱は魔法瓶のようにそのままの温度状態を保持できるようにするものだと考えてください。快適にした温度を保つための仕組みなのです。

 

1年間ずっと気温が快適な気候であれば、断熱性能は不要でしょう。しかし、日本は四季がああり、暑い時期から寒い時期があります。さらに言えば、1日の中でも温度差はあります。外気の変化によって室内も影響を受けます。外部の影響を受けにくくする必要があります。

 

まとめ

・快適な家には性能(断熱、気密、換気)が最重要。
・断熱は魔法瓶のような機能。室内の温度を
保ちやすくする。